フランダースの鐘 「カリヨン物語」
カリヨンは15世紀に、フランダース(フランドル)地方(現在のベルギー)で生まれました。
「時鐘(時の鐘)」の、前奏として始まったと言われています。
時鐘(時の鐘)が、前触れなく打ち始めると、最初の数回を聞き逃し、
全部で何回(何時)打ったかわからなくなることがあります。
時鐘の前に、「これから、時の鐘を打ち始めますよ」と注意を促す為に、
前奏として、4鐘の組み合わせのメロデーを鳴らしたと言われています。

時鐘と前奏4鐘の組み合わせは、有名な、ロンドンの英国国会議事堂の時計塔に付いている、
4鐘の「ウエストミンスターチャイム」と、時鐘の「ビッグベン」に残っています。
4鐘がウエストミンスターチャイム・メロディーを前奏し、
その後に、ビッグベンが時鐘(時の鐘)を打ちます。

フランダース(フランドル)地方で誕生したカリヨンは、
その後、オランダ、フランスなど、ヨーロッパ全域に広がって行きました。
日本では、1970年大阪万博のオランダ館で、カリヨン28鐘が紹介されたのがきっかけとなって、
以後、全国各地に設置されるようになりました。

アントワープ「ノートルダム大寺院」
ノートルダム大寺院 鐘楼 カリヨン カリヨン
ルーベンスの絵 ネロの見たかった絵 ネロと愛犬パトラッシュの銅像
メッヘレン「聖ロンバウツ大聖堂」
聖ロンバウツ大聖堂 鐘楼 カリヨン
王立カリヨン学校 ヨー・ハーゼン校長

ブルージュ「鐘楼」
運河の向こうに立つ鐘楼 ブルージュ鐘楼 鐘楼(ベルフォルト)
自動演奏用ドラム エメ・ロンバート氏 歴代カリヨン演奏者
世界名鐘物語
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フランダースの鐘「カリヨン物語」
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