中国の名鐘「寒山寺の鐘」をご紹介致します。
梵鐘は、中国から始まりました。
中国には歴史的な鐘が数多くありますが、日本人に最も知られているのは、
現在の蘇州市にある「寒山寺の鐘」です。
唐代の詩人張継の詩「楓橋夜泊」に、次のように詠われています。
月落ち烏(からす)啼(な)いて霜天に満つ
江楓漁火愁眠に対す
姑蘇(こそ)城外の寒山寺
夜半の鐘声客船に到る
この詩によって、「寒山寺の鐘」は中国全土に、そして世界中に知れ渡るところとなりました。
特に、日本人はこの詩に共感を覚える人が多く、寒山寺を訪れる日本人観光客は絶えません。
また、大晦日の「寒山寺で除夜の鐘を聴くツアー」には、毎年日本人が多数参加しています。
日本の昭和の流行歌「蘇州夜曲」の1節にも、「・・・鐘が鳴ります寒山寺」と歌われています。
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寒山寺の正面入口 |
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線香の煙が立ちこめる境内 |
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鐘楼 |
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“除夜の鐘”のため、ライトアップされた鐘楼 |
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鐘楼の窓越しに見える鐘 |
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鐘を撞く観光客 |
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鐘は清朝の光緒帝代の1906年に鋳造されたもの、重量は約2トン
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鐘の真下に仏像が置かれています |
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仏像です |
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