第16回世界カリヨン連盟会議(16th World Carillon Federation Congress)が、
オランダのフローニンゲン(グロニンゲン)市と周辺都市で、2008年7月13日から17日まで開催されました。
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プログラム・ブックの表紙 |
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1920年8月28日フローニンゲン「馬の品評会」 |
参加者は約150名、そのうちの過半数がカリヨン・プレーヤー(カリヨネア)とカリヨン演奏関係者でした。
参加国は、オランダ、ベルギー、アメリカ、フランス、ドイツ、ノルウェー、デンマーク、イギリス、スイス、フィンランド、ポーランド、
オーストラリア、ニュージランド、ポルトガル、スペイン、韓国などでした。
13日に総会がフローニンゲン市アカデミー・ビルディングで行われ、その後、
フロ―ニンゲン市と周辺都市の主に教会で、17のレクチャー(講演)と20を超えるカリヨン・コンサートが催されました。
数多くのレクチャーを聞き、数多くのカリヨン・コンサートを聴いて、
会議がカリヨン演奏者(カリヨネア)達の会議であることを再認識しました。
また、世界カリヨン連盟の主体が、カリヨン・プレーヤー達であることを再確認しました。
世界カリヨン連盟の規定に、「カリヨンとは、調律されたブロンズ(青銅)製のベル(鐘)を組み合わせた楽器で、
バトン・キーボードで演奏されるものとする。そのカリヨンは、23ベル以上であること」とあります。
つまり、カリヨン演奏者(カリヨネア)の為の連盟であり、会議であることを、再確認しました。
世界カリヨン連盟ではなく、世界カリヨン・プレーヤー(カリヨネア)連盟とするべきではないか、
会議も、世界カリヨン・プレーヤー(カリヨネア)連盟会議とするのが正しいと感じました。
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アカデミー・ビルディング鐘楼カリヨン25鐘 |
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アカデミー・ビルディング正面玄関 |
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レクチャー(講演) |
連盟理事フランク・ドゥリュー氏 |
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カリヨン・コンサート |
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レクチャー(講演) |
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ミデルストゥルム市長ローデンボーグ氏 |
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カリヨン・ベル |
カリヨン30鐘 |
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レクチャー(講演) |
ルーヴァン市カリヨネア・アッシェ氏 |
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カリヨン・ベル |
カリヨン49鐘 |
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バトン・キーボード演奏 |
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トラックに積み込んだカリヨンが到着 |
演奏が始まる |
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バトン・キーボード演奏 |
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