チェコ・プラハの旧市庁舎に取り付けられている天文時計は、
プラハのシンボルであり、また「天文時計」のシンボルでもあります。
プラハの天文時計は、1410年に、時計メーカーのミクラス・カダン(Mikulas of Kadan)と、
天文学者ヤン・スィンデル(Jan Sindel)によって製作されました。
1490年頃、天文時計は、後期ゴシック彫刻が装飾され、
新たなメカニズムが導入されました。
16世紀、時計マイスターのヤン・タボルスキー(Jan Taborsky)によって、修復・修正されました。
以降も、天文時計は、幾たびも故障と修復が繰り返され、
1865年から大改修工事が行われ、からくり人形が加えられ、
翌1866年に、現在の天文時計の原型が完成しました。
第二次世界大戦中の1945年に、
ドイツ軍の攻撃を受け、旧市庁舎とともに、天文時計も大きな被害を受けました。
修復には3年を要し、1948年に、天文時計は再び時を刻み始めました。
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プラハ旧市庁舎南壁 |
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時間前には、人が集まって来る |
天文時計とカレンダリゥム |
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窓に見える、からくり人形 |
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12使徒のからくり人形 |
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天文時計 |
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カレンダリゥム(教会暦) |
1993年に、東京・新宿アイランドに
プラハの「天文時計」のレプリカ(複製品)がお目見えしました。
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